『逢』解説

その人の前では絶対にうそは言えない
その人にはどんなごまかしも通じない
しかも、その人の前にいると安心で、いつも心の中が洗い清められ満たされる。

人生の師との出逢い、それをわたしは<絶対者との出逢い>と呼んでいます。鎌倉時代の名僧、道元禅師という方は、絶対者のことを<正師>と呼んでおります。
わたしにとっての正師は、同じ足利市内におられた、曹洞宗高福寺の住職、故武井哲應老師です。
正師というのは、世間的に有名無名は全く関係ありません。
そういう絶対者との出逢いをしてほしい。
そしてあなたにとって絶対の人、正師は、案外あなたの身近にいるかもしれません。

出典:「一生感動一生青春」(文化出版局刊)より抜粋

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